『本と鍵の季節』を読んで、ほんのりビターな気持ちに浸る
今週のお題がバレンタインにちなんで「スイート&ビターな日!」
だったので、ほんのりビターな小説を読んだ感想を書こうと思います
え..スイート? チョコレート? 甘酸っぱい恋の駆け引き?
ん〜..ちょっと分からないな..
あれ、おかしいな..涙が
さて、今回読んだ本は、米澤穂信先生の『本と鍵の季節』という作品
高校二年生の図書委員、堀川次郎と同じく図書委員の皮肉屋の松倉詩門が、図書室に持ち込まれる謎に挑んでいくというストーリー
この二人がお互いに足りないところを、助け舟を出し合いながら、華麗な推理で謎を解いていくのですが、取り敢えず読んでみて最初に感じたことは..
この二人、賢すぎん?
でした..はい
掛け合いがとても高校生の会話とは思えないほど大人びていて、それでいて少し皮肉混じりで..ぜひ作品の方を手にとって読んでみてほしいなあ..
二人が図書委員ということもあってなのか、持ち込まれる謎は、図書委員としての知識によって解決に向かっていくという場面が多く描かれてました
謎を通して、登場人物たちの人間模様が少しずつ垣間見えるようになっていて、とても魅力的な作品になっています
最後は、ハッピーエンドなのだろうか..それとも?
あの幕引きも、秀逸です
あ〜 文章書く才能があったらもう少し上手く伝えられるのにな..
今の僕にはこれが精一杯
ぜひ機会があれば読んでみて下さい
またね